京都市・桂駅近くの鍼灸院
鍼灸院みらい京都桂
〒615-8073 京都府京都市西京区桂野里町41-35 松風桂ビル4F
桂駅 徒歩約3分、近くにコインパーキング有り
鍼治療が発祥した中国の鍼は、やや太めの鍼をなにも使わずに皮膚表面から刺入しますが、日本の鍼は鍼管(しんかん)という管を用いて細い鍼を刺入します。これは江戸時代に杉山和一という人が発明したもので、細い鍼を痛くないように工夫したメイド・イン・ジャパンの方法です。現在ではこの日本式の方法が世界中に普及しています。また、鍼の先端は松葉型といって円錐状になっており、注射針とは違いほとんど痛くありません。
鍼はほとんど痛くないのですが、「鍼のひびき」と呼ばれる鍼特有の感覚が生ずることがあります。鍼を刺入した場所の奥のほうで感じるズーンとした重だるい感覚や、神経の走行にそって少し離れた場所にビーンと感じる感覚が「鍼のひびき」です。「鍼のひびき」を痛みと感じる方もおられますが、「鍼のひびき」は痛みではなく、むしろ慣れてくると心地よいと好まれる方もおられます。
当院では直径0.14〜0.18mmの髪の毛程度の太さの極めて細い鍼を使用しています。鍼が刺入されても何も感じないことがほとんどですが、皮膚上には目に見えない「痛点」という痛みを感じる場所が無数にあり、たまにチクッとする程度の痛みを感じることもあります。また、痛みを感じる程度には個人差があり、多くの方が痛いと感じない程度の場合でも、痛いと感じてしまう方もごく稀におられます。緊張して筋肉が収縮し、体が硬くなっている場合には痛みを感じやすいことがありますので、リラックスして施術を受けて頂けるように心がけています。
鍼は滅菌されたディスポーザブル(使い捨て)の鍼を使用し、他人に使用した鍼は使いませんので、病気が血液や体液でうつることはありません。
鍼は注射針とは違い皮膚を切るようなことはないので、ほとんどの場合、出血することはありません。ごく稀に微小な出血(点状出血)があることがありますが、消毒綿花で拭けば止まる程度のものです。また、皮下出血(内出血)をおこすことがたまにあります。皮膚の下には無数の毛細血管網があり、刺入した鍼が毛細血管を破り出血するものです。毛細血管を避けて鍼を刺入することは不可能なため、起こりうる可能性はありますが常にあるわけではありません。皮下出血を起こした場合は、打撲した時に起こるいわゆる青ジミができます。鍼による皮下出血の場合は、1円玉程度の青ジミができる場合が多いですが、溜まった血液が吸収されて、1〜数週間程度で消えて痕も残りません。出血・皮下出血については、たまに起こりますが心配される程度のものはほとんど無いとお考え下さい。
お灸は艾(もぐさ)を皮膚上で燃やして熱刺激を与える施術方法で、直接灸と間接灸というやり方があります。直接灸は艾を皮膚上に直に置きますので、艾の大きさによって一瞬、少しの熱さを感じる程度の場合から火傷になる場合もあります。ひと昔まえには背中や腰に直接灸によるお灸の痕が残っているご老人を多くみかけました。一方、間接灸は台座の上に艾がのっているいわゆる温灸のことで、皮膚を焼くことはありません。基本的にはそれほど熱くなく火傷の心配もありません。しかし、温灸には製品の種類によって熱めのものから温かさを感じる程度のものまであり、熱めの温灸で熱さを我慢していると稀に水ぶくれ(軽い火傷)になることもあります。
当院のお灸には、温灸で有名な「せんねん灸」を使用しています。せんねん灸は熱さの違うタイプのものやいい香りのするものなど様々なバリエーションがあり、心地よい温感が得られ女性にも人気があります。お体の状態や好みに応じてチョイスして施灸させて頂きます。また、痛みと同様、熱さを感じる程度は個人差がありますので、熱さの程度をお聞ききしながら施灸させて頂きます。
円皮鍼(えんぴしん)は、1mm程度の鍼をテープで皮膚表面(ツボや痛み・凝りなどがある部位)に貼付し、微細な刺激を持続的に身体に与えて効果を得るものです。刺激が弱いので痛みもほとんど無く、非侵襲的な治療方法です。オリンピック選手などアスリートは、パフォーマンス向上のために競技中にも使用しています。
鍼灸施術の効果を持続するために、施術後に貼付し、貼ったままの状態で帰っていただいています。
〒615-8073 京都府京都市西京区桂野里町41-35 松風桂ビル4F
桂駅 徒歩約3分
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
月〜土:10:00~20:00
日曜日,祝日
※フォームからのお問合せは24時間受付しております。