京都市・桂駅近くの鍼灸院

鍼灸院みらい京都桂

〒615-8073 京都府京都市西京区桂野里町41-35 松風桂ビル4F
桂駅 徒歩約3分、近くにコインパーキング有り

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営業時間                
月〜土:10:00~20:00         
定休日:日曜日,祝日          

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075-285-1017

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大学教員30年 臨床歴35年の実績
当院は鍼灸学博士の学位を有する鍼灸師が、鍼灸治療を行います
胃腸の不調(機能性ディスペプシア・過敏性腸症候群など)
自律神経の不調・うつ症状・更年期症状・慢性疲労・頭痛・脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニアなど
    

新着情報

2024年2月27日
NHK BS「フロンティア」『東洋医学とは何か』で、経皮的耳介迷走神経刺激療法(taVNS)が紹介されました
2024年2月17日
2月6日に放送された日本テレビ「カズレーザーと学ぶ。」で当院院長の研究データが紹介されました

京都市・桂駅近くの鍼灸院
鍼灸院みらい京都桂

※太田の担当日は、月曜日の午後,火曜日の午後(要予約)となっております。ご希望の場合は、電話でお問い合せ下さい。

当院のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。 

京都市・桂駅近くの『鍼灸院みらい京都桂』は、大学教員として鍼灸の教育・研究・臨床に従事してきた鍼灸師が、鍼灸施術やお体のケアのアドバイスをしております。

全国に数多くある鍼灸院の中でも鍼灸学博士が鍼灸治療を行う数少ない鍼灸院です。

長年の研究・臨床・教育で得られた知識と経験をもとに、鍼灸治療の説明や施術、セルフケアのアドバイスを行っています。

「鍼灸治療を受けてみたいけれど初めてで不安」と思われている方には安心して施術を受けていただけます。まずはお気軽にご相談下さい。

当院では、研究にたずさわり得た知識とスキルをもとに、エビデンス(科学的根拠)に基づいた説明と鍼灸治療を行っています。

大学では、特に自律神経と消化器(胃腸)に対する鍼灸の効果・作用機序(メカニズム)について研究し、日本国内だけでなく海外の学会や論文として学術雑誌に報告してきました。

アメリカで開催されるDigestive Disease Week;DDW(米国消化器病週間)にて研究発表を行いました。
ロサンゼルス大会にて

アメリカの生理学雑誌(American Journal of Physiology)に、『大腸に対する鍼灸のメカニズムに関する論文を発表しました。

また、大学附属病院において医師と連携し、鍼灸の臨床と研究にも取り組んできました。

内科や外科、整形外科、泌尿器科、麻酔科(ペインクリニック)、耳鼻科、脳神経外科、婦人科、歯科などで現代西洋医学の医療を見修し、各科の様々な疾患に対して鍼灸治療を行ってきました。

特に外科(消化器外科)において、胃腸疾患や癌の患者さんに術後の痛みの軽減、術後の早期回復、術後のQOL(生活の質)の向上、免疫機能の向上、不定愁訴の緩和などを目的に、鍼灸治療を行ってきました。

自律神経機能の低下や胃腸の不調をはじめ、その他さまざまなお悩みに対応させて頂いております。

鍼灸治療に興味がある、鍼灸治療を受けてみたいとお考えの際は、お気軽にご相談下さい。

院長経歴

  • 明治鍼灸大学 鍼灸学科 卒業
  • 明治鍼灸教員養成施設 卒業
  • 明治鍼灸大学附属病院 研修(3年間,うち2年間は外科で研修)
  • 博士(鍼灸学) 授与
  • 明治国際医療大学 准教授
  • 帝京平成大学 准教授
  • 同志社大学 嘱託講師(2年間、プロジェクト科目にて「伝統医学と健康」を担当)
  • Department of Surgery,Duke university(デューク大学 外科)(アメリカ)留学
  • 明治東洋医学院専門学校 鍼灸学科・教員養成学科 非常勤講師

当院が考える鍼灸治療(コンセプト)

鍼灸治療は、鍼や灸で身体に刺激を与える治療法です。

身体が刺激を受けると、その刺激に対して様々な生体反応が起こります。

その結果、身体が活性化され、低下した身体機能を健康な状態に戻す働きを促し、様々な症状や不調が軽減されます。

ここ十数年の間に鍼灸院が急増し、現在多くの鍼灸院がありますが、鍼灸治療に対する考え方や施術方法は鍼灸院(鍼灸師)によって千差万別です。

当院では、古くから行われている脈診や舌診を行い「気血のバランスを整える」、「肝・心・脾・肺・腎などの五臓の機能を高める」、「気や血の流れを良くする」、「脈を整える」などの実体のない客観性に乏しい主観的・抽象的な概念を基にした鍼灸治療ではなく解剖学・神経生理学などの科学的な視点から鍼灸をとらえ、臨床研究や基礎研究から得られたエビデンス(科学的根拠)を考慮した鍼灸治療を行っています。

また、最新の鍼灸の臨床試験やメカニズムに関する研究の知見(論文)を収集・精査・熟読し、日々の鍼灸施術に応用し役立てています。

ニューロモデュレーション(Neuromodulation)療法としての鍼灸治療

ニューロモデュレーション療法は、電気刺激や磁気刺激、薬物投与により神経(ニューロ)を刺激して神経系の機能異常を調節(モデュレーション)する治療方法で、おもに脳神経外科や機能神経外科で行われています。

ニューロモデュレーション療法には、電気刺激を行う専用のデバイス(刺激装置)を外科手術によって体内に留置して直接、目的の神経を刺激する方法と外科手術を必要とせずに体外から電気や磁気で刺激する方法があります。

現在、日本で保険適用されている治療方法には、振戦・パーキンソン病の運動障害・ジストニアに対する脳深部刺激療法(DBS)、慢性難治性疼痛に対する脊髄硬膜外刺激療法(SCS)、痙縮に対するバクロフェン髄腔内投与療法(ITB)、てんかんに対する迷走神経刺激療法(VNS)、便失禁に対する仙骨神経刺激療法(SNS)、薬物療法の効果がみられない治療抵抗性うつ病に対する反復経頭蓋磁気刺激法(rTMS)などがあります。

鍼灸治療は鍼や灸によって身体に刺激をあたえる治療方法ですが、その刺激は神経を介して脊髄や脳に伝達され、脊髄や脳の神経活動を興奮(促進)あるいは抑制(鎮静)することがわかっています。

近年、fMRIを用いた研究により、鍼や灸の刺激が脳の様々な部位を刺激し、脳機能に影響を与えていることが確認されています。

例えば、自律神経を調節している中脳・視床下部・脳幹(橋・延髄)、気分や感情、意欲、記憶などに関わる前頭前野・大脳辺縁系、ホルモン分泌(内分泌系)を調節する視床下部、痛みの抑制をコントロールする中脳・脊髄、平衡感覚、運動を調節する小脳など様々な脳部位に鍼灸刺激は影響を与え、内臓機能など全身に影響を与えるのです。

このように当院では鍼灸治療はニューロモデュレーション治療の1つと考えています。

手や下腿に鍼通電刺激(電気鍼)を行うと脳内にオピオイドと呼ばれる鎮痛物質やセロトニンなどの神経伝達物質の分泌が高まることが確認されています。

当院では脳や自律神経系を刺激することを目的に、鍼や鍼に電気刺激を加えた電気鍼を頭部や耳介部、頚部、肩背部、腰、仙骨部、上肢、下肢などに施術します。

電気鍼(鍼通電)Electro Acupuncture

当院では、鍼の効果をより引き出すために電気鍼を併用しています。

アメリカのハーバード大学・マサチューセッツ総合病院で行われたfMRI(機能的磁気共鳴画像法)を用いた研究では、鍼だけの刺激よりも電気鍼(鍼通電)の方が、大脳や脳幹の様々な脳領域に影響を与えたことが確かめられています。また、皮膚表面を軽く叩く刺激では、感覚野以外はほとんど影響がなかったという結果でした。 (詳しくは下記をクリック)

Napadow V, Makris N, Liu J et al:Effects of electroacupuncture versus manual acupuncture on the human brain as measured by fMRI. Hum Brain Mapp. 24(3):193-205. 2005.

つまり電気鍼の方が、より効果的に脳神経や自律神経に作用し、情動や全身の機能に影響するということです。

電気鍼は、体に刺入した2本の鍼に電極をつなぎ、体(正確には鍼が刺入されている筋肉)に電気を流す方法です。

鍼が刺入されている筋肉に分布する神経が電気で刺激され、筋肉がピクピクと収縮を起こします。

筋肉が収縮を繰り返すことで筋肉の血流が良くなります。

痛みや凝りの軽減だけでなく、冷えやむくみの軽減、代謝の向上にもつながります。

また、鍼をしている場所の筋肉の血流がアップすれば全身の血行にも影響します。

電気鍼の場合は、首の凝りの原因にもなっている深層筋にも電気を流すことができますので、より効果が期待できます。

自律神経に直接アプローチする耳介迷走神経鍼刺激
副交感神経のなかで最も主要な神経である迷走神経
うつ症状,頭痛,不眠,耳鳴,胃腸の不調など

当院では、自律神経系を調整する目的で、ニューロモデュレーション治療の1つである経皮的耳介迷走神経刺激療法(taVNS;transcutaneous auricular vagus nerve stimulation)を応用して耳介に鍼通電刺激(電気鍼)を行っています。

自律神経には交感神経と副交感神経があります。

副交感神経には、眼の瞳孔を収縮させる動眼神経、涙や唾液を分泌させる顔面神経、嚥下運動、声帯運動、胸腹部内臓を調節する迷走神経、唾液の分泌、発声、嚥下に関わる舌咽神経、排尿、排便に関わる骨盤神経があります。

このうち体全体の副交感神経の7〜8割が迷走神経といわれています。

したがて、循環、呼吸、体温調節、消化、代謝などの生命活動(生体の恒常性=ホメオスタシス)を維持する自律神経機能の副交感神経の主役は迷走神経といえます。

経皮的耳介迷走神経刺激療法(taVNS)は、迷走神経が耳介に分布している領域を直接、電気刺激する治療方法です。

近年、てんかんやうつ病、頭痛、不眠症、耳鳴、機能性ディスペプシア、脳卒中後のリハビリテーション(上肢機能)などに対する臨床試験が行われ、その効果が世界的に報告されています。

当院では、自律神経を調整することを目的に、全身の鍼灸治療に加えて、耳介の迷走神経領域に鍼通電(電気鍼)を行っています。

耳への鍼は痛そうな感じをもたれるかもしれませんが、ほとんど痛みはありません。むしろこれまでに受けて頂いているほとんど方が、「心地よい」と言われています。

施術直後は、個人差はありますが「頭がすっきりした」、「眼がはっきりと見える」と言われる方も結構おられます。このことから、耳介への鍼通電(電気鍼)が脳に影響を与えていると考えています。

また、これまでに施術を受けて頂いた方では、「長年、毎日、服用していた抗不安薬や眠剤の服用がなくなった」、「抗うつ薬の服用量が減った」、「耳の聞こえが良くなった」、「頭痛の頻度や程度が減った」、「お通じがよくなった」、「胃の不快感が減った」などの変化がみられています(※全身への鍼灸治療との併用です)。

経皮的耳介迷走神経刺激のエビデンス

うつ病

Yi S, Wang Z, Yang W et al:Neural activity changes in first-episode, drug-naïve patients with major depressive disorder after transcutaneous auricular vagus nerve stimulation treatment: A resting-state fMRI study. Front Neurosci. 12;16:1018387. 2022.

初めてのエピソード、薬物治療未経験の大うつ病性障害(MDD)に対する経皮的耳介迷走神経刺激(taVNS)治療後の神経活動の変化 −安静時fMRI研究−

 

Tu Y, Fang J, Cao J et al: A distinct biomarker of continuous transcutaneous vagus nerve stimulation treatment in major depressive disorder. Brain Stimul. 11(3): 501-508. 2018.

大うつ病性障害に対する継続的な経皮的迷走神経刺激治療の明確なバイオマーカー

 

Rong P, Liu J, Wang L: Effect of transcutaneous auricular vagus nerve stimulation on major depressive disorder: A nonrandomized controlled pilot study. J Affect Disord. 195:172-9. 2016.

大うつ病性障害に対する経皮的耳介迷走神経刺激療法の効果 −ランダム化比較試験によるパイロット研究−

 

Fang J, Rong P, Hong Y: Transcutaneous Vagus Nerve Stimulation Modulates Default Mode Network in Major Depressive Disorder. Biol Psychiatry. 79(4):266-73. 2016.

経皮的迷走神経刺激は大うつ病性障害(うつ病)のデフォルトモードネットワークを調整する

 
 
コロナ後遺症(long COVID)
 
Badran BW, Huffman SM, Dancy M et al:A pilot randomized controlled trial of supervised, at-home, self-administered transcutaneous auricular vagus nerve stimulation (taVNS) to manage long COVID symptoms. Bioelectron Med. 25;8(1):13. 2022.
 
 
機能性ディスペプシア(FD)
Zhu Y, Xu F, Lu D et al:Transcutaneous auricular vagal nerve stimulation improves functional dyspepsia by enhancing vagal efferent activity. Am J Physiol Gastrointest Liver Physiol. 1;320(5):G700-G711. 2021.
 
 

迷走神経分布領域への鍼

迷走神経分布領域への鍼通電

当院では下記のようなお悩みに対応しております。

このような症状でお悩みではありませんか?

  • 胃腸の症状慢性の便秘・下痢・腹痛,お腹のはり,過敏性腸症候群、胃のもたれ,胃の痛み,食欲の低下,機能性ディスペプシア など
  • 身体の凝りや痛み:神経痛,首・肩・背中のこり,首・肩・背中の痛み,腕の痛み,肘の痛み,腰痛・膝痛 など
  • 自律神経症状:全身の倦怠感,不安や緊張,不眠,片頭痛,緊張性頭痛 など
  • 女性の症状:冷え症,更年期症状(ホットフラッシュ,頭痛,ほてり,不眠,イライラ),月経困難(ひどい月経痛),月経前症候群,産後の症状 など
  • その他:眼の疲れ(眼精疲労),アレルギー(花粉症,アトピー性皮膚炎),身体の疲れ,ストレス など
  • お子様の症状夜泣き,疳(かん)の虫(小児神経症),夜驚症,不機嫌・神経過敏,夜尿症,虚弱体質(風邪をひきやすいなど),小児喘息,アトピー性皮膚炎 など

気になる症状がある、体調・体質を整えたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。

ラインでもご予約(ご希望の日時、時間帯を送信して下さい。折り返しご連絡します。)・お問い合せ下さい。

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当院の鍼灸治療例

  • 50代・女性: 慢性の首・肩凝りによる頭痛・吐き気,更年期のほてり,不眠,便秘が改善(​鎮痛薬の服用が減少,便秘薬の服用がなくなった)
  • 30代・女性: ピルの服用による慢性の便秘が改善。月経困難症による生理痛も軽減
  • 50代・女性:胃の不快感、食欲不振、食事量の低下、不安感が改善
  • 20代・女性:胃のもたれ、吐き気、食欲不振、食事量の低下が軽減

鍼灸治療で身体を整えてみませんか

現代はストレス社会・超高齢化社会・IT社会などと呼ばれています。現代のライフスタイルや環境、労働などが要因となって俗に言う現代病が増えています。

現代病と呼ばれるものには、うつ病・神経症・自律神経失調症・過敏性腸症候群・メタボリックシンドローム・ロコモティブシンドローム・花粉症・アトピー性皮膚炎・眼精疲労・ドライアイ・スマホ首などなど多岐にわたります。

薬などの治療でもなかなか改善しないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そのような場合には、東洋医学・鍼灸治療がお役にたてることが多いと考えます

鍼灸治療をお考えの際はお気軽にお問い合せ下さい

鍼灸治療は身体が健康に戻る・健康を保つサポートをします

ヒトの身体には、外からの刺激や外部環境・内部環境の変化を受けてもカラダを安定した状態に保とうとする仕組みが備わっています。

このような仕組みを恒常性(ホメオスタシス)と言います。

たとえば体温や血圧・血糖・塩分濃度・水分量(体液)などを一定に保つ機能、防御機能(ウイルスや細菌などの異物から守る)、修復機能(キズを治す)などが働いて恒常性が維持されています。

恒常性(ホメオスタシス)を維持する機能が正常に働くことで、体が健康に保たれています。

恒常性(ホメオスタシス)は、神経系、内分泌系、免疫系の働きによって保たれています

この神経系、内分泌系、免疫系は単独で働いているわけではありません。

『神経 − 内分泌 − 免疫』のネットワークを形成し、相互に協調しながら働き、健康を保っています。

このネットワークが乱れると、自律神経の失調、ホルモンバランスの乱れ、免疫能の低下など体調不良を引き起こすことになります。

たとえば自律神経のバランスの乱れは、ホルモンバランスの乱れや免疫機能の低下につながることがあります。

 
鍼灸治療は、『自律神経 − ホルモン − 免疫』のネットワークのバランスを整え、身体が『健康にもどる・健康を保つ』サポートをします。

鍼灸療法は、2,000年以上も前から続いている施術方法です。

近代科学のこの時代にまですたれずに残っているのは、鍼灸療法が安全で効果がある証拠です。

近年、アメリカをはじめ西洋諸国で、鍼治療(Acupuncture)が注目されています。

米軍での腰痛の鍼治療やイギリスでのうつの鍼治療の様子が、NHK放送の『東洋医学ホントのチカラ』で紹介されました。

この他にも、アメリカでは全米トップの癌センターや大学のクリニックでも鍼治療が行われています。

 

当院では、痛みや症状の改善だけでなく、心身(心と体)を整える全身調整の鍼灸施術を行っています。

鍼灸施術は、副作用などもなく、体に優しい・心地よい・リラックスできる施術方法です。

このようなお悩み・ご希望は、お気軽にご相談下さい。

  • 鍼灸施術が初めてで不安。どこで受ければいいか迷っている。
  • 病院や他の鍼灸院・整骨院などに通院しているが、改善しない。
  • 病院で検査を受けても異常がなく、ストレスのせい、自律神経失調症と言われた。
  • 薬を飲んでいるが、痛みや症状が緩和しない。
  • 副作用が心配で、なるべく薬を飲まないようにしたい。
  • 疲れやストレスを和らげ、リフレッシュしたい。
  • 体のメンテナンス・体調管理に役立つものがあれば試してみたい。

当院のこだわり

当院では、全身の主要なツボを刺激して体を活性化する「全身を調整する鍼灸治療」を重視して施術を行っています。

特に「自律神経のバランスを整えること」、「胃腸を整えること」、「血行をよくすること」を重視しています。

胃腸を整える

長年、大学で『胃腸(消化器)に対する鍼灸の効果とメカニズム』について研究するとともに、多くの便秘や下痢、腹痛、過敏性腸症候群でお悩みの患者様の鍼灸施術を行ってきました。

鍼灸治療は、自律神経に作用して、胃腸の蠕動運動がにぶっている場合(便秘の状態)は活発にし、逆に高ぶっている場合(下痢の状態)には抑える効果があります。

特に精神的な要因やストレスが原因となる胃のもたれ・上腹部痛・早期満腹感・食欲低下を訴える機能性ディスペプシア(FD)慢性の便秘や下痢・腹痛を訴える過敏性腸症候群(IBS)は、鍼灸治療で改善が期待できます。

通院してもなかなか改善しないとお悩みの方は、是非ご相談下さい。

 

腸が大切なのは、胃腸の症状がある方、胃腸が弱い方だけではありません。

 

ウイルスや細菌などから体を守る、免疫細胞。

実は、免疫細胞の約70%が腸に存在し、健康や美容を守るためには、腸の働きを整えることがとても大切なのです。

また、『脳腸相関』と言って、脳と腸は密接に連絡しあい、腸と精神面は互いに影響しあっています。

その免疫細胞を活性化しているのが腸に住み着いている腸内細菌です。

近年、腸内細菌叢(腸内フローラ)の研究が進み、腸内環境の重要性が注目されています。

腸内細菌が、美肌、肥満、糖尿病、大腸がん、アレルギー(花粉症、アトピー性皮膚炎など)、認知症、うつなどにも関連していることがわかっています。

また、医学博士の藤田紘一郎先生は、著書『腸から始める妊活のススメ』で、腸活が妊娠力の向上や赤ちゃんの免疫機能にも大切であることを述べられています。

当院では、鍼灸施術とあわせて胃腸を整えるセルフケアや腸活に役立つ情報を提供しています。

また、さらに腸活したい方には、腸内環境がわかる『腸内細菌検査』、腸内細菌を活性化するプロバイオティクスのサプリメントもご提案させていただいております。

血行を良くして冷えを改善する

特に女性やご高齢の方に多い『冷え性』。

当院では、『冷え症』の改善にも力をいれております。

冷え症には、『毛細血管のゴースト化』が関係していると言われています。

ゴースト血管は、冷え症だけでなく、薄毛、肌のトラブル、認知症、骨粗鬆症、高血圧、胃腸の不調、免疫力の低下など体にさまざまな影響をあたえます。

毛細血管のゴースト化は、手や足だけでなく脳や内臓の毛細血管にもみられ、体の様々な機能に影響すると言われています。

冷え症・ゴースト血管を改善するには、下腿の筋肉、特にふくらはぎの筋肉(腓腹筋)の血行を良くすることが重要です。

ふくらはぎの筋肉は、『第二の心臓』とも呼ばれ、ふくらはぎの筋肉の血行を良くすることで、全身の血行も良くなると言われています。

遠赤外線効果のあるホットストーンで温め筋肉の緊張をほぐし、鍼・温灸の施術で血行を促進し、冷え症を緩和します。

下肢の疲れ・だるさ・むくみ・冷えでお悩みの方は、是非ご相談下さい。

 

当院の特徴

当院の院長は、日本で最初に誕生した鍼灸大学を卒業し、卒業後は大学附属病院の内科・整形外科・外科・麻酔科・泌尿器科・脳神経外科・耳鼻科などの実際の医療現場で西洋医学を研修しました。

この間に各科の様々な疾患やがん患者様の鍼灸治療を経験しました。その後は大学教員として約30年間、鍼灸の教育・研究・臨床(施術)に携わってきました。

当院では、幅広い豊富な知識、専門性、臨床経験を有する博士(鍼灸学)の学位を有する鍼灸師が、カウンセリングや鍼灸施術、お体のアドバイスをさせていただきます。

鍼灸治療が我国で1,500年もの間、消えずに継続されてきたこと自体、その効果や安全性が証明されていると言えます。

現在の医学・医療は、エビデンス(根拠)に基づく医療EBM:Evidence Based Medicine)が行われています。

当院では、鍼灸施術も効果や安全性について研究データなどを基にしたエビデンスを説明し、理解、納得した上で受けていただくことが重要と考えています。

大学教員として得た知識・経験をもとに、エビデンスに基づく鍼灸施術を行います。

以前の医療が「3時間待ちの3分診療」、「検査データしかみない」などの問題点から、現在では“患者中心の医療”を目ざし、対話に基づく医療NBM:Narrative Based Medicine)が重視されています。

お身体の状態だけでなく心の状態、食事や睡眠、運動などのライフスタイル、仕事などの社会的な状況などを十分な対話を通してお聞きし、良好なコミュニケーションを大切にします。

お聞きしたすべての情報を基に、個人に応じた鍼灸施術(テーラーメイド施術)を行います。

東洋医学の良さを活かしながら、対話を重視した鍼灸治療を心がけています。

痛くない鍼や熱くない温灸による鍼灸施術は副交感神経を高め、心身ともにリラックスした状態に導きます。

当院では、施術を受けていただく空間(ロケーション)も重要と考えています。

当院の施術ブースは広めの個室となっていますので、ゆったりとリラックスして施術を受けていただけます。

お子様と一緒にご来院いただけるように、お子様が絵本を読んだり遊べるスペースをご用意いたします。

もちろんベビーカーでもご来院いただけます。

院長の執筆した記事

院長の執筆した原稿

ウイルスや細菌などから体を守る、免疫細胞。

実は、免疫細胞の約70%が腸に存在しているといわれており、健康や美容を守るためには、腸の働きを整えることがとても大切なのです。

また、『脳腸相関』と言って、脳と腸は密接に連絡しあい、腸とメンタル面は互いに影響しあっているです。

その重要な腸には、数千種類、100兆個以上もの細菌が住んでおり、私たちヒトと共生しています。

通常、体に入ってきたウイルスや細菌などの異物は、免疫細胞が攻撃します。

しかし、腸の中に住んでいる細菌が、排除されずに共生しているということは、腸内細菌がカラダとって必要だということです。

近年、腸内細菌叢(腸内フローラ)が注目され、世界中で研究が進んでいます。

多くの研究の成果として、腸内細菌のさまざまな働きがわかってきており、今や健康には、腸をぬきにしては語れません。

腸内細菌は病原体からの防御、ビタミンや短鎖脂肪酸(大腸の保護、発がん予防、肥満予防など)の産生、免疫機能の調節などに関わっていることがわかっています。

また、最新の研究では腸内フローラが美肌、肥満、便秘、糖尿病、大腸がん、アレルギー(花粉症、アトピー性皮膚炎)、認知症、うつなどにも関連していることが明らかになっています。

腸内環境を整え、よい状態を保つことが、病気の予防、健康維持・増進に重要であると言えます。

院長は長年、大学で腸機能に対する鍼灸の研究・臨床(施術)を行ってきました。

胃腸を整える全身調整の鍼・お灸とあわせて、腸活に役立つセルフケアや情報をご提案します。

また、腸内環境を知るための腸内細菌検査腸内細菌を高めるビフィズス菌含有のサプリメントも取り扱っていますので、ご希望の方にご提案させていただきます。

東洋医学は、古くから“治未病”や“養生”などの先人の教えを重視してきました。

“治未病”とは、未病(まだ病気でない状態、病気の前段階)で治すこと、つまり予防を意味します。心筋梗塞の予防、糖尿病の予防などのように、予防とは言っても単に病気を予防するという意味ではありません。

より健康度を高め、快適に過ごせるようにケアして健康をたもつことです。

“養生”とは、“ようせい”と読み、生(いのち)を養うことを意味します。

鍼灸施術は、心身の調子が低下している状態を引き戻し、さらに免疫系、内分泌系、自律神経系などの機能や自己治癒力を高めます

しかし、日々を健康に過ごし、維持していくには鍼灸施術を受けていただくだけでは十分と考えていません。

健康に過ごすためには、日々の食事や睡眠、運動、休息などのライフスタイルや季節ごとの体調管理、仕事による影響など様々な因子が関係してきます。

当院では、鍼灸施術で体調を整えながら、日常のご自身によるセルフケアも重要と考えています。

日常生活における注意点・改善点、個人に応じたセルフケアを西洋医学、東洋医学の両面からアドバイスさせていただきます。

また、大学教員としての経験をいかし、「東洋医学・養生セミナー」や「お灸レッスン」、「腸活セミナー」などを定期的に開催しております。

元大学教員ならではの他院ではできない内容のセミナーやお灸レッスンで、お体に役立つ情報・実践法を提供いたします。

老若男女のニーズに応えた幅広いメニュー

当院では、赤ちゃんからご高齢までの男性・女性のニーズに応えられるよう、小児鍼、痛みやさまざまな症状の緩和・体質改善を目指す鍼灸施術を行っています。

当院の鍼灸施術&サービス

鍼やお灸の施術で、自律神経やホルモン(内分泌)、免疫機能のバランスを整え、症状の緩和、体質の改善、体調を整えます。

当院では、健康を保つためには、全身の血行を良くすることが重要だと考えています。

ふくらはぎは、『第二の心臓』とも呼ばれ、ふくらはぎの筋肉の血行を良くすることで、全身の血行も良くなり、健康維持にもつながります。

鍼やお灸、ホットストーンで血行をうながし、冷えや疲れ、むくみなどを緩和します。

筋肉のこりや痛み、関節の痛み、神経痛など、痛みや凝り、はり、だるさのある場所(1部位)への鍼灸施術です。

副作用がない鍼灸施術なら、心と体が成長する時期のお子様にとって安心できるケアです。

お子様のはりは、“小児はり”といって、体には刺さずに、皮膚表面をやさしく触れる、撫でるだけの刺激です。

とても心地よく、眠ってしまうお子様もいます。

自律神経に働きかけ、お子様の旺盛な自然治癒力を引き出し、健やかな成長をサポートします。

温灸
セルフケアとしてお灸をする女性が増えています。当院では、せんねん灸を取り扱っています。

「香りのお灸」、「煙のでないお灸」、「火を使わないお灸」などをとりそろえています。

腸活サプリメント

当院では、ビフィズス菌と善玉菌を活性化するオリゴ糖、水溶性食物繊維のイヌリンを配合したサプリメントを取り扱っています。

当院では、お客様に日々、健康に過ごしていただくには、鍼灸施術を受けていただくだけでは十分と考えていません。

なぜ身体の不調が起こるのかといった病気のことや、いかにして健康に過ごすためにはどうしたらいいのかを知っていただき、ご自身のセルフケアに生かしていただきたいと考えています。

当院スタッフは大学教員として、多くの講義や講演、セミナー、学会発表などを行ってきました。

他院ではできない内容のセミナーやお灸レッスンで、お体に役立つ情報・実践法を提供いたします。

働く人々の健康維持・増進を目的に、職場・オフィス等で出張施術を行う鍼灸施術に特化した福利厚生サービスを提案させていただいております。

近年、癒しやリラクゼーションを目的としたマッサージやボディワーク、整体を導入される企業が増えています。

鍼灸施術は、医学的知識と技術が担保された国家資格(厚生労働大臣免許)を有する鍼灸師が行いますので、腰痛をはじめ首肩の凝り・痛みなど様々な不定愁訴に対して施術することができ、安全性も高く、痛みや熱さもほとんど無い心地よい施術法です。

施術が受けられるところの違い ー国家資格ー

皆様はお体のケアをしたい時にどこに行かれますか?

現在では、マッサージ院や鍼灸院、整骨院、整体院、もみほぐし、足つぼ・リラクゼーション系マッサージ、カイロプラクティックなど、さまざまなものがあります。

話を聞くと多くの方が、「色々あって違いがよく分からない」とよくおっしゃられます

そんな時に、「大きな違いは、マッサージ師、鍼灸師、柔道整復師になるには国家資格(厚生労働大臣免許)がいりますが、整体などその他は国家資格がいりません。国家資格がいらないということは、誰でも今からすぐにでもできるということです。」とお話しすると、

ほとんどの方が、「へぇー、そうだったんだ。知らなかった。」と驚かれます。

施術を受ける目的は、“癒し治療など人それぞれ違いますが、「安心して受けたい」と思われる方にとっては、国家資格があるかないかは選択肢の1つになるのではないでしょうか。

鍼灸院はコンビニより多いってご存じですか!

鍼灸院はこの10数年の間に2倍近く増え、現在では全国に6万軒以上(コンビニの数以上)もあります。

なぜこのように急激に増えたかというと、2,000年以降、学校数が急激に増え(約5倍)、鍼灸師の数が増えたからです。

専門学校を卒業してすぐに開業する人が増えたことも、鍼灸院急増の要因といわれています。

鍼灸施術を受けたい方にとっては、数が増えたことで受けやすくなったといえますが、その反面、どこがいいのか迷われる方も多いのではないかと思います。

鍼灸師によって臨床経験や学歴、学術活動、技術のレベルなどはまちまちです。

ネットでは、「ゴッドハンド」、「○万人の治療実績」、「1回で効く」、「メディアで紹介」、「口コミNo.1」など情報が氾濫していますが、実際はどうなのかよくわかりません。

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他にはない当院の強み『豊富な知識と経験』

当院の考えは、

お身体をみさせていただき施術をするうえで、施術の技術はもちろんですが、基礎となる医学知識はもっとも重要だと考えます。

東洋医学の知識だけでなく西洋医学の知識や最新の医学情報などを、どの程度、理解してもっているのか。

患者様が医師からどのように診断され、どのような治療を受け、どの様な薬を服用されているのか、病態や治療内容、薬の作用などがわかっているか。

お身体の状態を知るだけでなく、施術の効果にもかかわる重要なことだと思います。

医学情報は、日々、最新の研究によりアップデートされています。

最新の確かな医学情報を得るには、学会への参加、検証されたデータが記載された医学論文(英文)を読んで理解できるスキルが必要だと考えます。

当院の鍼灸師は、大学の付属病院で医師の指導を受け、実際の医療現場で研修するとともに研究(学会発表、論文の執筆、海外留学)に従事してまいりました。

これは他にはない当院の強みであり、当院は、全国に数万軒ある鍼灸院のなかでも数少ない鍼灸院です。

お身体のことや東洋医学、鍼灸のことなど、当院にお気軽にご相談下さい。

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体調を整え、体質を改善し、美しく健康を維持したい。

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院長ごあいさつ

岩 昌宏

1987年 はり師・きゅう師免許 取得
1990年 教員免許 取得
2001年 博士(鍼灸学) 取得
2004年 アメリカDuke大学 研究留学


丁寧な対応をモットーとしておりますのでお気軽にご相談ください。

 

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