京都市・桂駅近くの鍼灸院
鍼灸院みらい京都桂
〒615-8073 京都府京都市西京区桂野里町41-35 松風桂ビル4F
桂駅 徒歩約3分、近くにコインパーキング有り
鍼灸師
鍼灸院みらい京都桂 院長
はり師・きゅう師免許
鍼灸教員免許
博士(鍼灸学)
第4回 明治東洋医学院研究奨励表彰 奨励賞
第5回 明治東洋医学院研究奨励表彰 優秀賞
当院のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。鍼灸院みらい京都桂 院長の岩 昌宏です。
はじめまして。このたび長く勤めました大学教員の職を辞し、京都桂の地に「鍼灸院みらい京都桂」を開院いたしました。
これまでの大学教員として得た知識や臨床経験をいかし、より多くの方々の健康づくりのお手伝いをさせていただきたいと考えております。
当院では一般的な鍼灸施術はもとより、私が大学で専門的に研究してきた「胃腸」を整えることを主眼におき、「カラダの内側から健康をとりもどす」ことをコンセプトとした鍼灸施術やお身体に役立つ情報などをご提案させていただきます。
便秘や下痢、過敏性腸症候群、機能性ディスペプシアなど胃腸の不調でお悩みの方をはじめ、健康を維持したい方、体調不良や体質を改善したいとお考えの方はぜひご相談下さい。
今後とも末永くおつきあいいただけますようよろしくお願い致します。
以下もお読みいただければ幸いです。
医学・医療の進歩や居食住環境、衛生面の発展などにより平均寿命は延び、現在、人生100歳時代といわれるまでになりました。
しかし、健康で活動できるまでの期間である健康寿命とは10歳以上もひらきがあることがよく言われています。
つまり多くの方々が、人生の晩年の10年以上の間、寝たきりやQOL(生活の質)が低下した状態で過ごしているということになります。
その原因としては、がんや心筋梗塞などの心疾患、脳卒中や脳梗塞などの脳血管障害、糖尿病などの生活習慣病、ロコモティブ・シンドロームなどの老化による筋骨格系の機能の衰え、認知症など様々なものがあります。
生活習慣病は1度、発症してしまうと進歩した現代の医療でも改善することは難しく、後遺症を残すことも多いことから発症を予防することが重要とされています。
また、現代はストレス社会と言われるようにストレスの増加や食生活の変化(欧米化)、ライフスタイルの多様化などにより、うつ病や神経症、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患、過敏性腸症候群、慢性疲労症候群など俗に現代病、国民病と言われる病気も増えています。
“未病”と言う言葉をご存じでしょうか。
1度は聞いたことがある方も多いかと思います。
“未病”は約2,000年前の古代中国の医書とされる『黄帝内経』に記載されており、体調は低下しているがまだ病気が成立していない状態を意味します。
詳しくは“治未病”と記載されており、「みびょうをなおす」つまり病気の前段階でケアして病気にならないように予防することの重要性を説いています。
また、これと同時に私達の先人は、“養生”を重要視し、様々な養生法を考え、日々、実践してきました。
ちなみに現在では「ようじょう」と読むことが多いですが、本来は「ようせい」と読み、「せいをやしなう」、「いのちをやしなう」と言う意味になります。
このように“未病”も“養生”も日々の生活の中で体調を整え、より健康にすごすことであり、古今を問わずまさに現代人とって必要なことではないでしょうか。
また、“未病”や“養生”は東洋医学の根幹をなすものであり、最高の行動目標でもあります。
私は日本で最初に誕生した鍼灸大学を卒業し、その後も約30年間、大学教員として鍼灸の教育・研究・臨床にたずさわってきました。
大学は研究機関でもありますので、臨床研究や基礎研究を通して鍼灸治療のエビデンス(科学的根拠)を検証し、その成果を学生の教育や社会に還元する目的があります。
私の専門領域は消化器で、「腸管の蠕動運動や便秘・下痢などの便通異常に対する鍼灸治療の効果やメカニズムについて」の研究テーマに取り組んできました。
その成果が評価されてアメリカで研究する機会を得てデューク大学に留学し、鍼の基礎研究も行ってきました。
また、その成果を世界中の医師や研究者が参加するアメリカの消化器学会で発表するとともに、英文の医学雑誌に論文として発表してきました。
鍼灸療法は古くから胃腸などの消化器症状に効果があるとされ、腸管の蠕動運動を調整し、便秘や下痢などの便通異常、排便障害、腸管麻痺などを改善する効果が期待できます。
さて、小腸や大腸の腸管はヒトの体を維持するために重要な器官です。
小腸は主に栄養分と水分、電解質などの消化吸収を行い、大腸は水分の再吸収と便の形成、排出を行っています。
このように腸管は体を作る・体を動かすためのエネルギーに使う栄養分を体内に取り込み、不要物を排出することから重要な臓器と言えますが、さらに重要な働きをしています。
腸管には体の免疫細胞の約70%が集中し、体の防御にたずさわっている他、「腸は第2の脳」、「脳腸相関」といって神経系にも重要な役割を担っています。
これらの働きには腸に生息している腸内細菌が重要な役割を果たしています。
近年、腸内細菌叢(腸内フローラ)が世界的に注目され、腸内細菌を解明するための研究が世界中の研究機関で行われています。
日本からも多くの研究成果が、「ネイチャー」や「サイエンス」、「セル」などの世界的に権威のある科学雑誌で報告され、世界中から注目されています。
腸内細菌は病原体からの防御、ビタミンや短鎖脂肪酸(大腸の保護、発がん予防、肥満予防など)の産生、免疫機能の調節などに関わっています。
また、最新の研究では腸内フローラが美肌、肥満、便秘、糖尿病、大腸がん、アレルギー(花粉症、アトピー性皮膚炎)、認知症、うつなどにも関連していることが明らかになっています。
このように腸内環境を整え、活性化し維持していくことが、病気の予防、健康維持・増進に重要であると言えます。
私達の先人も健康を保つためには、胃腸の調子を整えることが重要であると考えていました。
江戸時代に貝原益軒先生が書いた著明な養生書である『養生訓』には、「養生の道は先(まず)脾胃を調るを要とす。脾胃を調るは人身第一の保養也」とあります。
脾は五臓の一つで、現在でいう消化吸収の働きがあると考えられていました。
益軒先生は養生には胃腸を整えることが、まず第一に重要だと説いています。
鍼灸施術は約1,500年前から続く伝統医療で、身体の表面のツボを刺激し、みずから身体の機能を活性化して健康な状態に導くものです。
2010年には「伝統中国医学としての鍼灸」として、ユネスコに無形文化遺産としても登録されています。
お灸は古くから家庭でもセルフケアとして行われ、日本人にとってはなじみ深いものです。近年、欧米では「Acupuncture(鍼療法)」として注目され需要も高まっていますが、日本では鍼灸療法を受けている国民が年間1割未満と少ないのが現状です。
この私たちの先人が受け継いできた知恵、鍼灸施術の良さをより多くの方々に知っていただき、受けていただきたいと考えます。
鍼灸院みらい京都桂は、伝統医学である鍼灸のよさを活かしながら最新のエビデンスに基づいた鍼灸施術をお客様に提供してまいります。
どうぞよろしくお願い致します。
当院ではお客様への6つのお約束を大切にし、運営しております。
常におもてなしの心を大切にし、皆様に満足して喜んでいただくことで、私達も喜びを共有できるように努めます。
日頃から医学・医療・鍼灸・健康に関する最新の知識や情報を収集し、学術研鑽するとともに技術を向上させ、信頼される鍼灸院を目指します。
十分な対話によるお体の把握、個人に応じた施術プランの提案、納得できる説明、清潔な施術環境の徹底により安心して施術を受けていただけるように努めます。
症状の改善や病気の予防、健康づくりには私達、施術者だけではできません。
主役は皆様であり、私達はサポーターです。常に皆様との良い協力関係を築けるよう心がけてまいります。
つねに皆様の満足度の向上に努めてまいります。皆様のご意見を大切にし、皆様とともに成長していく鍼灸院を目指します。
お体に施術させていただくことに対して責任感を持ち、常に安全で適切な施術を心がけます。
今から300年前の江戸時代に書かれた著明な養生書である『養生訓』のなかで、著者である貝原益軒先生は、「養生の目的は人生を楽しむためである」と説いています。
家族や友人とともにする食事や旅行、スポーツ、ショッピングなどの楽しみは、人生にはりや生きがいを与えてくれます。
しかし、体調が不調では、せっかくの楽しみも楽しむこともできません。
最近、疲れやすい、疲れやストレスがたまっている、病気とまではいかないが食欲、睡眠、お通じなどの体調が不調、体調は悪くはないが体調を維持したい、さらに健康度を高めたい、体質を改善したいとお考えの皆様、当院で心身のメンテナンスをされませんか。
当院では皆様の明るいみらいの人生を、いきいきと楽しんでいただけるように、皆様の健康づくりのお手伝いをさせていただきます。
ぜひ皆様からのご相談、ご来院をお待ちいたしております。
〒615-8073 京都府京都市西京区桂野里町41-35 松風桂ビル4F
桂駅 徒歩約3分
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